今回は、一味違ったろうそくとローラーを用いた絵の具遊びをした日の記録です。
「はじき絵」という技法をご存じでしょうか?クレヨンなど油性の画材で描いた上から絵の具を塗ると、描いていた線が絵の具をはじき、線が浮き出て見える技法です。
「はじき絵」にも色々な方法がありますが、今回はろうそくを使って花火を描いてみました!息子たちはろうそくで描くことに戸惑いながらも、最後にローラーで絵の具を塗る作業が初めてで楽しそうでした◎ぜひご覧ください!

絵の具でお絵描きしたいんだけど、いつもと一味違うお絵描きがしたいな~

幼稚園の頃にやった、クレヨンで描いた上に絵の具を塗るお絵描きが楽しかったよ!

あ!それは「はじき絵」だね!
じゃあ今日はさらにちょっと違うやり方で「はじき絵」をやってみようか!

どうやってやるの~?楽しみ~!
用意するもの
・画用紙(今回は全面を絵の具で塗るため白にしました◎)
・ろうそく
・絵の具(何色かお好みで…花火の色用)
・絵の具(黒…夜空の色用)
・筆(全面を塗るため太めの筆がおすすめ!)
・ペイントローラー(なければ筆でも可◎ ローラーはダイソーのものでも◎)
・絵の具を出すパレットや容器(今回は色の絵の具はコップに、ローラー用の絵の具は大き目の容器に出しました◎)


ペイントローラーは初めてだったので、ダイソーで購入してみました。購入した店舗では、文房具売り場ではなく工具や画材の売り場にありました◎
コンパクトで子どもの手にもなじむし、ローラー部分を付け替えることもできるので、我が家のように子どもと工作をするくらいで、頻繁に使わない方にもおすすめです!
ローラー以外のものもすべてダイソーなどの100均でそろいますよ!
作り方
1.画用紙を絵の具で塗る
・好きな色の絵の具を出して少し多めの水で溶く
・画用紙を絵の具で塗りつぶす
・絵の具が乾くまでよく乾かす

太い絵筆を使って、色々な色を使って隅々まで塗るのがポイント!絵の具は気持ち水を多めに溶いて、伸びをよくすると塗りやすかったです◎

特に指定せず自由に塗ってもらって良いのですが、最終的に黒く塗りつぶしてしまうことを事前に説明しておいた方がイメージがつきやすいです。
あまり細かくお絵描きしてしまうと、せっかく描いた絵が最後の作業で消えてしまう可能性があるため、ショックを受けないようにしてあげましょう!


花火を描くから、色は金色・赤・青・黄を選んだよ~!
太い筆って塗るの楽しい!


息子たちは、こんな風にブロックに分けるような塗り方をしていました!
どんな風に塗るかは自由!楽しくダイナミックに塗っちゃいましょう◎
2.ろうそくで絵を描く
・塗った絵の具の上に、ろうそくを使って絵を描く


結構強めに頑張って描いてみてね~!

う~ん…透明だから難しい…

そっか~そうだよね…!そっくんの分はママが描いてみるから、あとでローラーだけ楽しもうか!
透明だから見づらいけど、光に照らすと描いた線が見えるから確認してみてね◎
3.黒い絵の具で塗りつぶす
・黒い絵の具を出して少し多めの水で溶く
・ローラーや絵筆で塗りつぶす
・ろうそくで描いた線が浮き出てきたら成功!
・よく乾かしたら完成!



おお~~~~!すごい!花火がでてきた~!

ローラーで塗るの楽しい!
最初に塗った絵の具の色がでてくるんだね!!

上手にできたね!そうそう、ろうそくが「透明なクレヨン」のような感じで、黒い絵の具をはじきながら、下の絵の具の色を透かして見せてくれているんだね。
ただ、透明だから描くのはちょっとむずかしかったよね!今度はまた別のはじき絵をやってみよう!
まとめ:ろうそくはじき絵で花火を描こう!
今回は、ペイントローラーとろうそくを使って、下絵の色が透けて見えるはじき絵をやってみました。ローラーで黒を塗った瞬間に花火があらわれるのが、本物の花火のようでとても楽しかったです◎
ろうそくで描く工程は、力が必要だったり目で見て描いた線がすぐにわからなかったりするため、3歳の次男だとなかなか難しかったです。月齢に応じてこの工程は一緒にやってあげてもいいかもしれません。
できた花火の絵はそのまま飾ってもよし、切って貼り付けて手作りうちわにするのもよし、夏の工作にぴったりです!
普通の絵の具遊びに飽きてしまった方、ダイナミックに塗りたい!という方におすすめなので、ぜひやってみてください。
コメント