今回は、小学校1年生の長男が育てている朝顔のお花で、色水実験をした日の記録です。お花がたくさん咲いて、絵日記をつけ終わったり、学校へ提出するお花や種を回収し終わってもまだ余裕のある場合はぜひやってみてください♩夏休みの自由研究にもぴったり!

あっくんに朝顔のことで相談があるんだけど…もう学校に持っていくお花や種は集め終わったから、今朝咲いたお花3つを使って、実験してみない?

いいよいいよ~!どんな実験なの?

色水を作って、その色水の変化を楽しむ実験だよ♩
用意するもの
・朝顔の花びら 2~3輪(しぼんだものでもOK!)
・チャック付き袋
・水 300ml程度
・色水を入れる容器 3つ(色が見やすいプラカップなどが◎)
・重曹
・クエン酸(レモンの絞り汁やお酢などでも◎)

あっくんの朝顔は、ピンクがかった紫色なんだよね。お友達の鉢には違う色の朝顔が咲いていたりするのかな?

そうだよ!もっと紫の子もいるし、青っぽいお花が咲いている子もいたよ!
やり方
1.袋に朝顔の花びらと水を入れてよくもみ、色水を作る
・チャック付き袋に花びらと水を入れる
・よく揉んで色水をつくる


2.容器に色水を入れる
・花びらを取り出し(または濾し)、3つの容器に分けて注ぐ
3.クエン酸と重曹をそれぞれ入れて混ぜ、観察する
・1つの色水にはクエン酸、もう1つの色水には重曹をそれぞれスプーン1杯分入れて混ぜる
・色の変化を観察する


重曹を入れた方は青っぽくなった!

ぼくが入れたほう(クエン酸)は赤くなったよ!

どちらも、元の色を比べると変わったね!
4.作った色水を混ぜ、観察する
・クエン酸を混ぜた色水と、重曹を混ぜた色水を混ぜる
・化学反応が起きて発泡する!

わ~~!シュワシュワになった!

酸性の水溶液と、アルカリ性の水溶液を混ぜたら炭酸ガスがでたね!
色はどうなったかな?

最初の色水に似てるね!


元の色に近くなったね◎
酸性とアルカリ性を混ぜる実験はこの間もしたのだけど…覚えているかな?

え…?あっ!スポイトでお酢を垂らした実験だね!

そうそう、あのときも重曹に色付きのお酢を垂らして泡がでてきたけど、同じ原理だよ♩
まとめ:朝顔の色水で実験しよう!
今回は、夏休みに長男が持ち帰った朝顔の花びらを使って、酸性とアルカリ性の色水実験を行ってみました。
3歳の次男には、「酸性」や「アルカリ性」の意味はわからないと思いますが、色が変わったり泡がでたりすることがマジックのようで、目で見てわかりやすいので楽しんでくれました。
あさがおの花の色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素が元になっています。水の中であさがおの花びらを揉むと、細胞が壊れアントシアニンが出てくることで、水に色が付きます。アントシアニンは紫キャベツやブルーベリーなど多くの植物に含まれるので、その成分について子どもと一緒に調べてみても楽しいと思います♩
そして、このアントシアニンが酸性になると赤く、アルカリ性になると青くなる特性があるため、実験のような結果になります。酸性となった水溶液と、アルカリ性となった水溶液を混ぜることで化学反応を起こし、炭酸ガスが発生しました。
夏休みの自由研究にもぴったり!重曹とクエン酸の入れる量を変えてみたり、アントシアニンが含まれる他の植物でも試してみたり、掘り下げていくと面白い研究になりそうですね◎
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